公園通り

東京での5年間の事務所勤めを終えて、2007・2008年はロンドンで生活をしていました。

世界の広さを体感したり、いろいろな人種に圧倒されたりする毎日で、自分と向き合うことの大事さを知る良い時期だったと思います。

基本的に建築を勉強したいと思っていたので、そこを軸にたくさんの人と出会ったりしたけれど、その時に大きい影響を与えてくれたのが当時DAVID CHIPPERFIELD ARCHITECTS(以下DCA)で働いていたアキラさんでした。

僕の勤めていた建築事務所と家の間にアキラさんの家があり、駆け込んでは刺激的な世界のプロジェクトの話をしてもらったり、建築とはデザインとはと、酒を交わしながら話していたのをよく覚えています。

ロンドンにある大きい建築事務所は毎週水曜日になると、バットとボールをもって公園でソフトボールをするのが週間になっています。水曜日だけバットとボールを使っていい曜日になのだそうです。DCAもよくREGENTS PARKでやっていたので、アキラさんから声をかけてもらい、その時ばかりはDCAの仲間入りをさせてもらってよく一緒に遊んでいました。(実際ホームランバッターとして重宝されましたw)

公園でひとしきり遊んだ後みんなでパブに行って、最近のプロジェクトや建築について話したり、くだらないジョークを言い合ったりして、それはそれは豊かな時間を過ごしていました。

その時によくいた通りの名前が「PARKWAY」と言います。

CAMDEN TOWNからREGENTS PARKまでを繋ぐ通りで、映画館やカフェ・パブが並んでいます。CAMDEN TOWNのパンクから、公園へ向かう家族連れや老人など色んな人たちがいて、たくさんの笑顔をそこで見つけることができるのです。

公園にはボールで遊ぶ人、犬の散歩をする人、本を読む人、子どもと遊ぶ人、恋人といる人と、さまざまな人たちがいて、それぞれに笑顔があって、明るい時間が流れています。

そんな豊かな感覚や時間を自分の心やデザインの軸にして、大切にしようと思い、「PARKWAY」という名前をつけることになったきっかけとなりました。直訳すると「公園通り」なのかもしれないけれど、ぼくは「豊かさ=PARK」への「過程=WAY」というふうに思っています。

こうした自分が体験したたくさんの豊かさを、デザインを通じてたくさんの人とシェアして広げていきたいです。

これはゲイパレードのようす。こんなに豊かです。

テラダ

広告

とりとめのない感覚とことば

とりとめのない感覚をとりとめのないことばに代えてみて、

自分のあたまの整理をしたり、

誰だかわからない誰かにそれを伝えようとしてみます。

 

パークウェイは、ロンドンにある通りの名前です。

直訳すると「公園通り」にでもなるのかな?

ロンドンに暮らしている頃、この道に出会いました。

そのころのことも少しずつ書いてみたいと思います。

テラダ