湯島食堂の本

「今度、湯島に食堂をつくろうと思っているのですが、内装やってもらえますか?」

と、週に一度通うヨガスタジオで、その頃そこのスタッフとして働いていた仁田に言われたのが2年前。

シェフの本道さんと仁田で企画して立ち上げられた「湯島食堂」のプロジェクトにひょんなことから関わらせてもらって、個人的にもPARKWAYとしても大きく運命が変化していったように思います。

「湯島食堂」というのは、その名のとおり湯島にある食堂で、シェフ本道さんによって創作されたマクロビ精進料理が振る舞われます。精進料理と言っても、そのインパクトは面白く、意外性のある料理が並ぶのでいつも新鮮な気持ちで、その料理たちとご対面できます。

ちなみにこの湯島食堂のある「アド・ホウムズ」といい(水森亜土さんは関係ありません)、何を隠そう旧岩崎邸の跡地で出世マンションと言われています。建築家やデザイナー、たくさんの企業家さんたちがここから大きくなって巣立っていきました。

蔦に覆われたなんとも幻想的な外観。
そう、あのTSUTAYAも東京進出の時は、ここから始まったそうです。

なにやらここの蔦がすごいから「TSUTAYA」という名前にしたというくらいですから、そのご利益はきっとすごいのでしょうね。

そんな湯島食堂がたくさんの方の支持を経てマガジンハウスから本を出版することになり、本日5月17日から書店で販売しております。

 

 

「湯島食堂のミラクルごはん」本道佳子

興味ある方、見かけた方は手に取ってもらえると嬉しいです。

前にある人に「何をつくりたい?」と聞かれた時に、「健康をつくりたい」と言ったことを思い出しました。その答えのひとつがこの食堂にある気がしています。「食べるものは自分の体をつくる」当たり前のことなんだけれど、それがどういったことなのかということを体感できる素敵な食堂です。

今年はあと2冊湯島食堂の本がでるそうです。
そのうち1冊は仁田が湯島食堂の母体となっている国境なき料理団をメインに書いています。乞うご期待。

テラダ

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多角的にみる

震災後、金子みすゞさんの詩「こだまでしょうか」がACのCMで流れて、改めて注目されていました。

恥ずかしながらそれまで僕はその方の存在を知らなかったのですが、最近読んでいる本で、金子みすゞさんの詩が紹介されていて、なんとも今大事なことなんだということを教えてくれていました。その詩というのは、

「大漁」
朝焼小焼だ
大漁だ
大羽鰮(いわし)の
大漁だ。

浜は祭りの
ようだけど
海のなかでは
何萬(まん)の
鰮のとむらい
するだろう。

というもの。スラッと読めてしまうのですが、人間目線と魚目線の両方の視点から書かれていて、方や幸せの絶頂でお祭り騒ぎ、方や大災害的な被害を被り不幸を感じています。

人間の幸せというのは、角度を変えると急に不幸せになったり、楽しい感情からちょっとしたことで怒りの感情になったり、悲しくなったりすることがあります。幸せでいることというのは、ある犠牲を伴うとも言えるかもしれません。

そんなことを妻と話していると、妻も学生時代に金子みすゞに感銘を受けていろいろと思うところがあったみたいでいろいろと話してくれました。妻の妹が書道をやっているのですが、初めて書いた作品がこの「大漁」だったそうです。

FACEBOOKで友人ジジさんの紹介していたスーザン・ケイン「内向的な人が秘めている力」でも外交的な人と内向的な人の違い、人間の多角的な感覚を教えてくれています。

世界はあらゆる角度からできていて、そのあらゆる角度も素晴らしい世界なんだってことを改めて気付かされました。「自分が正しい」や「こうでなくてはいけない」といった固定概念から自由になれたとき、また新しいものが見えてくるのでしょう。

テラダ

魂が宿るということ

触れてみたくなる器に出会うことがある。
履いてみたくなる靴に出会うことがある。

思わず、五感でかんじてみたくなる「物」。
私は、そこには作家なり職人なりの高い精神性が宿っているのだと思う。
実用性や機能性を追及したなかで生まれた美の威力は凄まじいもんで、魂が惹きつけられるという感じ。

だから、気がつけば、さわっているんだよね。
本人の意図していないうちに、体がすでに動いている。

今日、三谷龍二さんの茶筒を見かけて、私は気がつけば30分ほど手にとって眺めていた。
オイルフィニッシュで仕上げられた、見事な美しさは、ただただ静寂。
街の雑踏も消えていた。

こんな風に、トリップさせる美しさには、やはり魂が宿っているんだろう。
作る工程で、何かしらが宿っていくに違いない。

そんなふうに、座ってみたくなる椅子や、食事をしたくなるテーブル、長居したくなる空間をPARKWAYも作っていけたら良いと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、スタイリスト梶谷さおりさんのオフィスに作らせていただいたデスク。
スタッフさんがここでさまざまな交流を育み、良い仕事につながれば、何よりも幸せに思う。

ニッタ

さすが

言ってるそばから、毎日書いてないこの状況。。。
三日坊主にもなれないなんて。。。

まあそんなことは忘れて。。。

GWもそろそろ終盤ですね。
どこかにいきたいなと思ったりもするけど、子どもの世話したり、
仕事に思いを巡らせたりしているとあっという間に時間は過ぎて行くもんで。。。
しかもこの3日間は「FLOW」に入る予定。
「FLOW」は湯島食堂の本道さんが言ってた言葉。

「忙しい時は、FLOWに入っちゃうのよね〜」

ちなみにFLOW STONEを日本語にすると「さすが(流石)!」になります。FACEBOOKの「いいね!」もいいけど、「さすが!」もあるといいかもね。

そんな湯島食堂のレシピ本が5月17日に発売とのこと。
PARKWAYのつくった空間やマウントスツールが出てたりもするので、本屋さんに立ち寄る際はぜひ見てみてください。

うちの実家の愛犬イーヨーくん(生意気)もラストを飾っているので、
要チェックです!

湯島食堂外観

湯島食堂スタジオ x マウントスツール

テラダ

まいにちしんぶん

ブログって言うのは、きっと毎日とか、ある程度続けて書いたりするからいいんだろうね。
気分がいい日だったり、悪い日だったり、いろいろ考えていたり、何も考えていなかったり。。。
「ほぼ日」のイトイさんはモノ書きのプロだから、毎日発信することに何かあったりするけども、きっとそうじゃなくてもいいだろうな。
ですます調じゃないくても、誤字脱字があっても、何か書いて行くと、それなりにアップデートするもんだ。油断するとすぐに時間は過ぎて行ってしまうものです。

「とりとめのないことば」なんて、わざと自分でハードル下げるようなこと言ってるわけだしね。

そんなわけで、そんなことを思ったのも、5月1日という切りの良い日というのも、なにかの縁だと思うので、毎日やってみますかね。

サインは妹ミドちゃんの作品です;)
ミドちゃん作品のTシャツも計画中!

テラダ